前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏が、衆院選選挙投票日前日に、国民民主党の演説に登壇したことが話題になっています。
最近では、東京都知事選に立候補して話題にもなっている石丸伸二氏。
今回の衆院選には立候補していないですが、なぜ急に国民民主党の演説に登壇したのでしょうか?
この記事では、石丸伸二氏が国民民主党の演説に参加した理由についてを中心に深掘りして紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
石丸伸二が国民民主党の演説に参加した理由5選!
石丸伸二氏んは、国民民主党の演説に参加した際に、以下のような演説を行なっています。
「皆さんに国民民主党の応援ではなく、大事なメッセージをお届けします。選挙でよく言われる勝ち負けは、本質じゃないんです。その党にとっては勝ち負けもあります。しかし、有権者にとっては、どっちでもいい。ただ唯一負けがあるとするならば、それは投票に行かなかった人がいる状態です。皆さんの力で、この国を動かしてみせてください。皆さんに期待します」
この演説内容と、過去の石丸伸二氏の言動を基に今回の演説登壇理由について考察してみました。
理由①:若者の選挙離れを危惧し投票率を上げることがねらい
ひとつ目の理由は、若者の選挙離れを危惧して、投票率を上げることが石丸伸二氏のねらいという考察です。
「選挙での唯一負けがあるとするならば、それは投票に行かなかった人がいる状態です。」
この円説の言葉から、国民の選挙離れによる投票率の下落を、石丸伸二氏なりに改善したいという意思から、今回の演説の参加に繋がったのではないでしょうか?
実際に話題になっていますしね!効果はあったと思われます。
理由②:石丸伸二自身の今後の活動の幅を拡大させるため?
二つ目の理由は、石丸伸二氏自身の今後の活動の幅を広げるための行動だったという推測です。
石丸伸二氏は東京都知事選に敗れた後、その後の活動については、いろんな可能性を示唆した上で明言を避けています。
まだまだ若い石丸伸二氏ですので、このまま政界引退ということはないでしょう。
ただの元地方都市市長で東京都知事選に敗れた人物が、演説に登壇しただけどここまで話題になるということを、石丸伸二氏自身自覚しているのではないでしょうか?
石丸伸二さんなる、計算の内といっても不思議ではありませんね。
定期的に話題になることで、自分の存在を国民に忘れてもらわないようにして、いざ動き出した時に注目を集めれるように、今回の行動に出たのではないでしょうか?
理由③:国民民主党の話題作りのため?
石丸伸二氏が国民民主党の話題作りのために利用されたという考察もできそうです。
国民民主党の代表である玉木氏は、今回の石丸伸二氏の登壇について
「事前の連絡もなく、全く知らなかった」
とコメントをしているようです。
石丸伸二さんふらっと現れて、演説に参加したということでしょうか?
だとしたら、石丸伸二氏はなぜ国民民主党の演説に登壇することを選んだのでしょうか?
可能性があるとしたら、「とりあえず自民党に投票」という政治に関心のない世代から、野党の存在を周知するために、国民民主党の演説に登壇したという推測もできます。
謎は深まるばかりですが、国民民主党の名前が選挙前日に話題になったことから、”話題作り”の観点からすると、成功と言ってよさそうです。
理由④:政治の面白さを国民に伝えるため!
政治の面白さを国民に伝えるために、石丸伸二氏は選挙前日に姿を現したという考察もできます。
石丸伸二氏といえば、東京都知事選でネットやSNSを通じて多くの支持を集めたことで話題になりましたよね。
ネットで話題になれば、若い有権者の元にもニュースとして選挙のことが周知されることになるでしょう。
石丸伸二さんの名前がXなどで急上昇ワードとしてトレンドにもなっていました!
選挙に少しでも関心を持ってもらい、政治の面白さを国民に伝えることで、選挙離れを食い止めたいという想いがあったのではないでしょうか?
理由⑤:有権者に対して選挙の関心を向けるため!
最後の理由は、有権者に対して選挙の関心を向けるための行動だったという推測です。
石丸伸二氏の登壇は、衆議院選の前日でした。
なんとなくネットやSNSを見ている人に向けて石丸伸二氏登壇のニュースが目に入ると
あっ!そういえば明日選挙か・・・
と思ってもらうには十分な効果があると思われます。
選挙に行くのを忘れてた!という一定の層に向けて、選挙に関心を向けるために、選挙前日に石丸伸二氏が現れたのではないでしょうか?
石丸伸二さん自身も、ネットでの自分の影響力を理解した上での、今回の行動だったのではないでしょうか?
石丸伸二の演説登壇に国民の声は批判的か!?
今回の石丸伸二氏の演説登壇に国民は批判的な声が多く上がっているようです。
選挙だって税金がかかっているのに、ふらっと来た人を登壇させるのってどうなの?
国民民主党に投票する予定だったけど、石丸伸二登壇で投票するのやめた。
石丸伸二の登壇は悪手すぎる。露骨な話題作りで草。
など、石丸伸二氏にはアンチ層も多く、批判的な声も多く上がっている現状です。
しかし、石丸伸二氏の今回の行動は、選挙に無関心な有権者の関心を少しでも政治に向けさえるためには、一定の効果があることは間違い無いでしょう。
話題性があり、注目の集まる人物には一定数のアンチ層も存在するのが世の常です。
まとめ
石丸伸二氏が衆院選前日に国民民主党選挙カーに登壇した理由について考察してきました。
石丸伸二氏と国民民主党それぞれの思惑や、純粋に選挙に関心を向けてほしいという個人の想いなど、さまざまな理由は考えられます。
結果的に、今回の石丸伸二氏の行動は大きな話題となり、注目を集めている点で、関心を選挙に集めるという点では成功と言って良いのでは無いでしょうか?
石丸伸二氏の言葉を借りるとすれば・・・
「選挙に行かないことが、唯一の負け」
正直、どの政党に入れるのかわからないという方も、無記名投票でもいいので選挙に参加することで、大きな一票ともいえます。
世代別の選挙率に応じて、政治家も当選するために政策を考えるようですね!
未来の自分や、子どもたちのために、選挙に行って意思表示をすることが、今後の自分の生活に直結することになります。
よくわからない人こそ、選挙に行ってみましょう!