年明けの風物詩といえば、箱根駅伝ですよね!
日本のお正月には欠かすことのできない箱根駅伝を楽しみにしている人も多いと思います。
この記事では、そんな箱根駅伝をより楽しむために、優勝候補のチームの特徴を紹介しています。
親戚での集まりの中、ちょっとしたプチ情報を知っていると、鼻高々になれるかもしれませんよ!
2025年第101回箱根駅伝は、どのチームが優勝して、どんなドラマが繰り広げられるのかを想像しながら、ぜひ記事を読み進めてみてください!
2025年最新!箱根駅伝の優勝候補3校!
2025年の箱根駅伝優勝候補には、3チームの学校の名前が挙げられることが多いようです。
- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 國學院大学
青山学院大学と駒澤大学はこれまで多くの優勝を経験している名門と呼ぶに相応しい学校ですよね!
一方、國學院大学はこれまで優勝経験がなく、初優勝を狙う大会となっています。
強豪チームの優勝か、新時代の幕開けか!101大会も第注目ですね!
では、それぞれのチームがなぜ優勝候補と言われているのかを詳しく紹介していきます!
101回箱根駅伝優勝候補①:青山学院大学
まず優勝候補筆頭と言われているのは、名将原晋監督率いる”前年王者”青山学院大学です。
- 第100回大会(2024年): 総合1位
- 第99回大会(2023年): 総合3位
- 第98回大会(2022年): 総合1位
- 第97回大会(2021年): 総合4位
- 第96回大会(2020年): 総合1位
- 第95回大会(2019年): 総合2位
- 第94回大会(2018年): 総合1位
- 第93回大会(2017年): 総合1位
- 第92回大会(2016年): 総合1位
- 第91回大会(2015年): 総合1位
ここ10年で7回の優勝、最低順位4位と安定した成績は”さすが”の一言です。
ここ数年は「箱根といえば青学」と言っても過言ではありません。
青山学院大学が優勝候補筆頭と言われている理由については、後述しますのでぜひそちらをご覧ください!
101回箱根駅伝優勝候補②:駒澤大学
駒澤大学も101回箱根駅伝の優勝候補として外すことはできないチームでしょう。
- 第100回大会(2024年): 総合2位
- 第99回大会(2023年): 総合1位
- 第98回大会(2022年): 総合2位
- 第97回大会(2021年): 総合1位
- 第96回大会(2020年): 総合2位
- 第95回大会(2019年): 総合4位
- 第94回大会(2018年): 総合3位
- 第93回大会(2017年): 総合2位
- 第92回大会(2016年): 総合2位
- 第91回大会(2015年): 総合3位
過去10年の成績を見ても、優勝2回と青山学院大学には劣るものの、常に優勝争いを繰り広げているチームであることは間違いありません。
青学の影に隠れてしまっていますが、安定したチームであることは間違いありません。
選手層の厚さでは、優勝候補筆頭とされている青山学院大学に負けずとも劣らないといえそうです。
- 鈴木芽吹(すずき めぶき)選手:4年生・主将
- 篠原倖太朗(しのはら こうたろう)選手:3年生
- 佐藤圭汰(さとう けいた)選手:2年生
この3人は駒澤大学の3本柱として、近年の安定した成績に大きく貢献しています。
また、この3人に加えて全日本大学駅伝8区で激走を見せた山川拓也選手も調子を上げてきています。
当日の調子次第では、駒澤大学が箱根駅伝総合優勝を果たす可能性は十分に考えられます。
101回箱根駅伝優勝候補③:國學院大学
そして101回箱根駅伝で初優勝目指す國學院大学にも注目です!
なんとしても大学三大駅伝と言われているうちの2つである”出雲駅伝”と”全日本大学駅伝”で優勝していることが、優勝候補と最大の理由と言えるでしょう。
- 第100回大会(2024年): 総合5位
- 第99回大会(2023年): 総合4位
- 第98回大会(2022年): 総合8位
- 第97回大会(2021年): 総合9位
- 第96回大会(2020年): 総合3位
- 第95回大会(2019年): 総合7位
- 第94回大会(2018年): 総合14位
- 第93回大会(2017年): 総合16位
- 第92回大会(2016年): 本大会に出場なし
- 第91回大会(2015年): 総合14位
過去の成績で言うと、ここ5年で確実に実力をつけており、強豪校の仲間入りを果たせるかが試される101回大会と言えそうです。
かつて青山学院大学も名門ではなく、初優勝からいきなり強豪校になりました!
選手層にも厚みが出てきており、日本学生ハーフマラソン優勝の青木琉郁選手を筆頭に、大阪マラソンで快走を見せた、平林清澄選手など実力者が揃っています。
また、大学三大駅伝のうち2つを優勝している自信と、箱根駅伝初優勝を目指すチャレンジャー精神が國學院大学の強さをより引き出す可能性を秘めています。
國學院大学は今年のスローガンを「歴史を変える挑戦」としており、箱根駅伝初優勝と大学駅伝3冠は、文字通り”歴史を変えた”といえますよね。
初優勝のプレッシャーに打ち勝てるかどうかが、國學院大学の箱根駅伝の成績に大きく影響するでしょう。
2025年箱根駅伝の優勝候補筆頭は青山学院大学と言われる理由3選!
2025年第101回箱根駅伝の優勝候補筆頭は、ズバリ青山学院大学だと思います。
実力のある駒澤大学と、大学駅伝3冠を目指す絶好調の國學院大学を抑えて、なぜ青山学院大学が優勝候補筆頭と言えるのか、気になるますよね!
そこで、ここからは青山学院大学が優勝候補筆頭と言われる理由について、さらに深掘りして紹介していきます。
青学が優勝候補筆頭と言われる理由①:原晋監督の采配
1つ目の理由は、やはり原晋監督の采配にあります。
原晋監督の采配で印象的に残っているのは、2022年大会の往路12位という大ブレーキからの修正でしょう。
例年のごとく優勝候補として期待されていた青学でしたが、まさの結果に選手や監督、ファンまでもが驚いたことでしょう。
原晋監督は1年間優勝を目指してきたチームに向けて、往路が終了時点で「優勝は現実的に難しい」と言い切ったことが、当時大きな話題となりました。
この言葉は、選手のモチベーションを下げかねないですよね!
また、「自分たちの力を信じて走れ」と選手を鼓舞し、結果的に復路優勝を達成し、総合4位まで巻き返した実績があります。
もしかすると、優勝を諦めずに前を追う走りを指示していたら、選手もプレッシャーになり違う結果になっていたかもしれません。
このような、原晋監督の采配や声かけの部分には、勝負師の勘というものが感じれます!
箱根駅伝は当日予想だにしないことが起こり得ます。そのような時に原晋監督の采配が勝敗を分けるのではないでしょうか?
青学が優勝候補筆頭と言われる理由②:ピクニックラン
原晋監督は、「ピクニックラン」と言う独自の走法・戦略を提唱しています。
ピクニックランとは、”楽しみながら、リラックスして走る”と言う考え方で、従来の”苦しさにどれだけ耐えれるか”と言う長距離走のイメージとは反した考え方です。
明るくてユニークな原晋監督のイメージにぴったりですね!
このピクニックランには、少なからず「遊び半分」「不真面目」など批判的な声も上がっています。
しかし、ここ10年の結果が物語ってきているように、令和の時代の大学生世代と合致した戦略といえそうです。
どんな状態でも”楽しみながら、リラックスして走る”といった精神で練習を積み重ねてきた選手たちは、箱根駅伝でもプレッシャーに負けずに走ることができるのではないでしょうか?
青学が優勝候補筆頭と言われる理由③:2024年優勝メンバーの存在
前回大会の2024年第100回箱根駅伝で優勝を果たした青山学院大学。
前回大会優勝を経験した10人のメンバーのうち、半分以上の6人が現在も在籍している点も大きいでしょう。
半分以上は、優勝した箱根を経験したメンバーになる可能性があると言うことですね!
プロのスポーツでも、優勝を目前に本来の調子が出せずに結果が出なくなるという現象はよくありますよね。
そんな中、昨年優勝を経験していると言うのは、優勝争いにおいて大きなアドバンテージとなることは確実です。
- 黒田朝日
- 宇田川瞬矢
- 塩出翔太
- 折田壮太
- 白石光星
- 上原瑠翔
全てのメンバーが今年もエントリーされるとは限りませんが、この経験は優勝に向けてプラスに働くことは間違いないと思われます。
【結論】過去の実績と人気から青学が優勝候補筆頭と言われるのは妥当!
過去10年間で優勝7回という圧倒的な実績と、世間からの人気から青山学院大学が優勝候補筆頭と言われるのは妥当であると思われます。
青学は、毎年のように優勝候補というプレッシャーに打ち勝ってきましたもんね!
ただ今年に関しては、ライバルである駒澤大学に加え、出雲駅伝と全日本大学駅伝で優勝した國學院大学と実力が拮抗しています。
毎年、優勝チームが毎年2位のチームに大きな差をつけて独走するシーンが印象的ですよね。
もしかしたら、今年は最終盤まで3チームによるデットヒートが期待できるかもしれません。
その時に勝利を醒めるのは、経験値の高いチームか、チャレンジャー精神で失うもののないチームか・・・。
想像するだけで楽しみになってきましたね!
まとめ
この記事では、2025年第101回箱根駅伝の優勝候補チームについて紹介してきました。
優勝候補に挙げられているのは、「青山学院大学」「駒澤大学」「國學院大学」の3校です。
特に優勝候補筆頭と言われているのは、例年通り前回王者でもある青山学院大学です。
しかし、選手層の厚さでは負けていない駒澤大学や、今年の大学駅伝タイトルを総ナメ中の國學院大学といった、強力なライバルの存在が、今年の箱根駅伝をより面白くしてくれるでしょう。
それぞれの大学の魅力や、ドラマを知った上で箱根駅伝を楽しむと、お正月の風物詩をより楽しむことができるでしょう。
この記事を読んだあなたは、少し親戚の集まりで鼻高々で箱根について語れるかもしれませんね!