「45歳定年制」や「最低賃金払えない企業は退出すべき」といった強気発言をして、話題になっている新浪剛史(にいなみたけし)さんについてご存知ですか?
度々話題に上がる、この人物ですが”サントリーの社長”としてこの発言を受け取るよりも、彼の経歴などを理解した上で発言を飲み込むと、発言の真意が違って感じますよ!
そこで、この記事では新浪剛史さんの経歴について詳しく紹介しています。
日本の経済界のリーダーについて詳しく知ると、自分の今後の行動も変わるかも!
新浪剛史って何者!?経歴が凄すぎる!
度々話題になる新浪剛史さんとは、一体何者なのでしょうか?
”45歳定年制”や”時給1500円払えない企業は退出を”など、インパクトの強いメッセージを発信していますからね!
そんな強気発言の裏には、新浪剛史さんのこれまでの輝かしい実績と経験があることがわかりました!
そこで、新浪剛史さんの経歴について時系列で詳しく紹介していきます!
【20代】慶應義塾大学経営学部を卒業!スタンフォード大学に留学も!
新浪剛史さんは、学生時代から多彩な才能を発揮していたようです。
日本の名門で、偏差値は70前後ある慶應技術大学経済学部を卒業していますが、その間アメリカの名門”スタンフォード大学”に留学経験もあります。
20代の頃から”世界”を見て、海外を意識していたようです!
学生時代から、優秀さが伺えるエピソードですね!
20代の頃から”世界”を見て、海外を意識していたようです!
その後、三菱商事という大手商社に就職すると、”砂糖部海外チーム”という部署に配属され、20代のうちから国際的に活躍をしていたようです。
この20代のチームで海外の人たちと仕事をした経験が、今後のキャリア形成に生きたのではないでしょうか?
【30代】ハーバード大学でMBA取得!36歳で会社を設立!
30代になると、三菱商事の社内留学制度を利用してアメリカの名門大学である「ハーバード大学」に留学しMBAを取得します。
30代になっても、まだまだ学ぶ姿勢は崩さなかったようです!
その後36歳の時に、株式会社ソデックスコーポレーション(現:株式会社LCOC)を設立し、自身初の社長となります!
36歳で会社設立で社長!?すごすぎる!
病院給食や、社内食堂の運営事業を手掛けたこの会社は、7年後に上場するなど、初事業にも関わらず大成功を収めました。
【40代】ローソンの若手社長に就任!業績をV字回復させる!
41歳の頃、20〜30代での実績を認められ、コンビニチェーンのローソンに引き抜かれます。
約2年後の43歳で、ローソンの社長に就任すると、メディアでも”若手社長”として取り上げられるほど注目されました。
注目が集まる中、大企業の社長はプレッシャーが凄そうですね・・・
当時経営危機に陥っていたローソンですが、新浪剛史さんは健康や環境を意識した商品開発に力を入れて、ローソンの業績をV字回復させました。
当時に時流をしっかり読んで、ニーズにあった商品開発を成功させたようです!
この実績から、コンビニ業界だけでなく、日本の経済界においても一目置かれる存在として知られるようになりました。
【50代】サントリー創業家以外から初の社長に就任!
ローソンでの実績が評価されてか、55歳の時にはサントリーの社長に就任することとなりました。
サントリーとしては、創業家以外から初の社長就任として、当時大きな話題となっていました。
国内向けの企業だったローソンから、グローバルな商品展開を目指すサントリー社長への転身は、ステップアップと言っても良いのかもしれません。
50代で、さらにステップアップ!向上心が枯れない方ですね!
若手時代のグローバルな経験が、ここで活かせるなんて!30代の僕も、まだまだ勉強しないと!と感じさせてもらえますね!
サントリーでは、国際的な事業展開を目指すと同時に、当時の時流だった”働き方改革”に習って、デジタル化などを進めて作業効率化も積極的に進めたようです。
【60代】経済同友会代表幹事に就任!労働環境に関する助言が話題!
サントリー社長を続けながら、64歳で経済同好会代表幹事に就任しました。
日本の経済政策に対して、”民間企業社長”の立場から意見を言える、貴重な人物として発言なども度々話題になります。
- 45歳定年制:45歳から新たなキャリアの形成をするととが、日本企業の成長につながると提言
- 最低賃金の引き上げ:最低賃金を1500円まで引き上げ、支払えない企業は退出すべきと提言
言い方ははっきりしているため、新浪剛史さんの意図とは違う形で切り取られ、誤解も招く形で伝わってしまうこともあるようです。
しかし、しっかり読み取れば”確かに”と納得できる部分も多いように感じます。
新浪剛史さんの経歴を知った上で、この発言を聞くとさらに理解度が増した気がします!
【今後】新浪剛史は日本の経済界にとってより重要な存在に!?
現在もサントリー社長と経済同友会幹事を兼任している新浪剛史さんは、今後の日本の経済界にとって、より重要な存在になることは間違い無いでしょう。
これまでの経験と実績から、経済界においてもリーダー的な存在になっており、物怖じしない言動で良いバランスをとっているように見えます。
政治と経済界どちらの力が強くなりすぎても、良く無いですもんね。
政治家の方々も、実績があり物事をはっきりと言う新浪剛史さんの意見には、しっかり耳を傾けることも多いのでは無いでしょうか?
そういった意味で新浪剛史さんは、今後の日本の経済界において最重要人物であることは間違いありません。
まとめ
この記事では、新浪剛史さんの経歴について詳しく紹介してきました。
数々の物怖じしない発言が話題になる新浪剛史さんですが、これまで数々の実績と経験をされてきている人物ということがわかりましたね!
ローソンやサントリーなど、誰もが聞いたことある会社の社長を歴任するなんて凄すぎる!
若手時代から、自己投資を惜しみなくされていたことも活躍できた要因のようですね!
今後も、日本の経済界を動かす人物として発言に注目が集まる機会も多いかと思います。
新浪剛史さんの経歴を知っていることで、発言の真相が少しでも理解できれば、あなたの行動や考え方が変わるかもしれませんね!